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寒暖差によるアレルギー性鼻炎

寒暖差によるアレルギー性鼻炎

2014/03/01

本日もご訪問ありがとうございます。

今日は、予報によると昨日との温度差が10度C以上になるとのことでしたが、先日ネットの記事に「寒暖差アレルギー」という話しが載っていました。

かいつまんで説明すると、大きな温度差の刺激が、鼻粘膜の血管を拡張させ、粘膜がむくむことにより、鼻づまりなどのアレルギー症状が起こるというものです。
 
この症状には自律神経の働きが大きく関与します。

自律神経は、寒い時は血管を縮め体温を逃がさないようにし、逆に暑いときは、血管を広げ温度差に体を適応させる役割を果たしています。

しかし、その自律神経がスムーズに適応できる範囲は、寒暖差が約7度と言われていますので、それよりも大きな寒暖差には自律神経が適応できず、体がアンバランスな状態になり、その結果起こるのがこのアレルギー症状となります。



一種の自律神経症状ですから、イライラ感や不眠傾向、食欲不振などの症状を伴うこともあるようです。

医学的には『血管運動性鼻炎』と呼ばれ、アレルゲンを見いだせないものを指すそうで、薬による治療は行われず、対処法としては

・寒暖の差を感じたら、衣服や空調機などの調節により、極端な温度変化を身体に与えない

・マフラーや手袋、厚手のタイツや靴下などを着用して、冷たい 外気に触れる部位を減らす

・汗をかいた後は、すぐに着替えて、体温を奪われないようにする

・マスクをして、鼻の粘膜を暖めつつ、潤す
 
・自立神経を調節するために、ぬるめのお風呂に入り、   リラックスを心がける
 
といったような対策になるようです。

私の若いときのアレルギーは正にコレだったのですが、20年前ほどは、いくらそのような説明をしても「そんなことあるの?」と言われてしまっていたのですが・・・

ちなみに現在は、あまり体を冷やすことなく生活し、適度に体に脂肪がついて以前ほど寒さを感じなくなったせいかあまりでなくなりました(^^:;)

鍼灸であれば、冷えの治療をしつつ、対症療法的に鼻炎の治療を行います。漢方や、運動の併用も効果的だと思います。


以前の花粉症についての記事はこちらまで。
http://ameblo.jp/harikyu-knt/entry-11184564228.html

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