おぎはら鍼灸院
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咳について

咳について

2014/10/18

本日もご訪問ありがとうございます。

今日はどうして「咳」かというと、先々週末に少し喉を痛めてからしばらく咳が止まらず苦労し、今さらながらに「咳」ってなんだっけ?と思った次第です・・・

発症の機序としては、異物が入り込むと、まず咽頭や気管、気管支など気道の粘膜表面にある咳受容体がそれに反応します。その刺激が脳にある咳中枢(延髄にある)に伝わると、横隔膜や肋間膜などの呼吸筋に指令が送られ、咳が起こります。このこの一連の反応を「咳反射」といいます。

また、痰の排出については、気道粘膜には細かい毛(繊毛)と、その表面を覆う粘液があり、粘膜の表面を潤して保護しています。この粘液がウイルスや細菌などの病原体やほこりなどの異物をからめ取ったものが痰で、気道に炎症があると痰が増え、粘り気が強くなります。痰は、外にむかって異物を追い出そうとする繊毛の運動と、咳反射によって外に出されます。

そうなんですよね、「咳」とは本来的には異物を排除する体の防衛反応です。だからむやみに止めていいわけではないときもあります。

 今回、私はなかなか咳が治まらなかったわけです。治らなかったということは、免疫機能が落ちていたということなのでしょうが、年のせいなのか、やや仕事の疲れがあったのか?いずれにしても以前は3~4日あれば治っていたので少々ショックでした(T△T)

次回は、鍼灸における咳の治療をせっかくなので書いてみます。

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