おぎはら鍼灸院

右の肩が痛みで上がらず、左の腕から肩甲骨にかけてがしびれている患者様

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右の肩が痛みで上がらず、左の腕から肩甲骨にかけてがしびれている患者様

右の肩が痛みで上がらず、左の腕から肩甲骨にかけてがしびれている患者様

2024/08/16

この度は、おぎはら鍼灸院のブログにご訪問頂きありがとうございます。

 

今回は右と左で異なる症状が発症した方の症例です。

 

首と肩回りは関連性が強いので、起こらないとは言えないのですが、はっきり左右で異なる症状が出るのは珍しかもしれません。

 

患者様は40代の男性の方でした。

 

右肩は1年前くらいから徐々に痛み出しここ数か月で悪化したとのこと。

お話をよく聞きいていると、年代的に多い五十肩ではなく、肩の腱の一部が炎症を起こして痛みを起こしているようでした。ピッチャーなどが起こすインピンジメント症候群に似た症状でした。

 

左手のしびれは頭を後ろに倒すと症状が強くなるとのことで、こちらは手に伸びる神経が頚椎のつけ部分で圧迫されて起こる頚椎症と考えられました。

 

通常、どちらか一つでもなかなか苦戦することも多い症状なのですが、二つ同時にということで治療構成は悩みましたが、まずは腰や股関節の調整から入りました。

 

鍼灸の治療の考え方には、「上にある症状は下にあるツボで治し、下にある症状は上にあるツボで治す」といったようなものがあります。それを考えると二つの別々の症状もまず腰回りの状態をよくすることでどちらの症状にも良い効果があればと期待してのことでした。

 

結果としてこの作戦は功を奏し、2回目の治療時には左右どちらの症状にも、ある程度の効果は認められました。

 

その後は一週に一度の通院をしていただき、5週目の診療時にはだいぶ症状が回復したとのことで治療は終了となりました。今回は想定よりだいぶ早い回復でした。

 

当院では、症状のある所だけではなく、体全体のバランスを整えることで様々な症状に対して治療効果を上げています。

 

痛いところから離れたツボを刺激して、症状が変化することに驚かれたり、不思議に感じたりする方も多いのですが、長い間、先人が積み重ねた経験を活用させてもらっているにすぎません。

 

鍼灸にはまだまだ多くの可能性があります。現代は生活環境のストレスなどで不調を抱えた方が、年齢を問わず増えているように思えます。どうか、今つらい症状でお悩みの方は我慢して状況が悪くなる前にご相談ください。

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