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先日、私の動悸の話しをしたところ思った以上に反響がありました。

動悸で悩んでいる方は想像以上に多いようです。


動悸は現代医学的に分類すると、その原因により心臓性動悸、心外性動悸、心因性、薬剤、嗜好品による動悸というような分類が出来ます。

心臓性動悸は心臓そのもの異常（中隔欠損症、心臓弁異常、心筋症など）によるものと、不整脈（洞性頻脈、発作性頻拍症、心房細動、期外収縮、徐拍性不整脈など）によるものとがあります。

心外性動悸は貧血、発熱、呼吸器疾患、甲状腺機能亢進症、低血糖などによるもの。

心因性動悸は心臓神経症、不安神経症、過呼吸症候群といったものが当てはまり、薬剤、嗜好品による動悸には交感神経刺激薬、副交感神経遮断薬、血管拡張薬、アルコール、たばこ、コーヒーなどによるものがあります。

このように一口に動悸といってもその原因は多岐にわたっていますので、鑑別診断が大事になります。

動悸でお悩みの方は、まずは心臓に異常がないかの確認、二次的に動悸を引き起こしている病気がないかの確認を病院でして頂くのが良いでしょう。


では、とりあえず西洋医学的に病的なものがないが動悸がツライと言った場合に鍼灸がお役に立てるかと思います。

スイマセン、急遽、出かけなければならなくなったので続きは次回にします（^^:;）
次回は、東洋医学的な分類と、当院での治療経験を紹介します。