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ここ一年、症状が慢性化してきている腰痛患者の経過観察の報告から、痛みがどのように広がっていき慢性化していくかをご説明します。

何度かの軽いギックリ腰で、左の腰の下の方、腰仙関節部分というのでしょうか、が慢性的に痛み出しました。

特にしっかりした治療はせず、仕事もそれまでと同じように続けていました。

引っ越し作業で悪化し、その後も運動をしているときにピリッとした痛みを何度か感じることがあり、ここ最近は中腰の状態から、一気に体を起こすことが出来ず、徐々に腰を伸ばしていくような状態に。

その後、今度は左の首の後側がゴリゴリと凝り出しました。

そして、首のコリの影響で、肩甲骨の内側が痛みだし、時に肘から手の甲にかけても攣れたような痛みが出てきたうえ、脇の下辺りから、二の腕にかけても掴むと妙に硬く痛む状態に。

慢性化をたどる時にはこのように、一カ所の異変があちこちに影響して痛みを広げていきます。なので、肩が痛くても腰に治療点があったり、その逆も然りです。

ちなみにこの症状の患者は私です（^^:;）
そろそろ経過観察はこれくらいにして、治療しないと仕事に差し支えそう・・・