本日もご訪問ありがとうございます。

「息を吸うと肩甲骨あたりが痛い」という症状は、当院HPの検索キーワードのなかでも数が多い症状です。

それだけ、この症状を感じた方は不安感を覚えるのではないかと思います。

一番心配なのは内臓との関連かと思います。
場所から考えたときに近い臓器は、肺で、呼吸時に出る症状としては気胸があげられます。

咳き込みが続いていたりしたようなら、肋骨を痛めたり、
肋間神経痛気味になっていることも考えられます。

珍しいところでは、胆石発作に伴ってという記載も見られましたが、この場合は食事、特に油ものを摂ったあとにおこるとか、みぞおちあたりの痛みも伴うなどの関連症状が一緒に現れます。

昨日、当院にお見えになった患者様は、腰をかばって仕事をしているうちに、上部の筋肉が張ってしまい、その影響で症状が出たようです。
ですので、腰・下肢から上半身にかけての筋緊張を取ることで症状はすぐに改善しました。

息を吸うと肩甲骨あたりが痛いという症状に関しては、
まずは病院で診ていただくというのが良いでしょう。

検査の結果、とくに原因が見当たらない場合は鍼灸院などにご相談いただければと思います。